カテゴリー: 2020/10

落ち葉の道にも秋の花々

はじめに上がった階段

しおさい林道はすっかり秋色が進んでいました!

ご無沙汰しておりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?


定番コースの急な階段は、このようにホウノキの落ち葉でいっぱいでした。
しおさい林道巡りの好きな点の一つが、この、落ち葉を踏んでいく音にもあります。
それに伴って、鳥や潮の音もきっと耳にも良い癒しになることでしょう。


さっそく、秋の花々をご紹介いたします。

ミズヒキ Persicaria filiformis

名の由来「水引」は、進物用の包み紙を結ぶ紙糸で、「こより」に水糊をつけて固めたもので、紅白に染めたものを見たてたとのことです。同じ県内の金沢では、小物土産などでよく見かけるかもしれません。

ということは、昔はその進物がなければこの名前は違うものになっていたのでしょうか…と想像を膨らませるのも面白いかもしれません。

アキノキリンソウ Solidago.L

アキノキリンソウは、キク科ということでも変異が多い種で厳密な区別が難しいそうです。「北海道から本州北部の海岸に生える」と記載されていたことは、確かだと思います。
ちなみに花言葉は、「用心」や「励まし」だそうです。

ノコンギク A. microcephalus var. ovatus

名前の由来は「野生のコンギク(紺菊)」とのこと。
ヨメナという花にもよく似ているようですが、花期が終わった姿や葉の両面に毛があることなどからも、非常に分かりにくいですが、ほぼ無毛のそれとは異なるそうです。

なんでもそうですが、よくそのものを観察しないと「本当のところ(こと)」というのは、決めつけ難くすぐには判らないということなんでしょうね…と書きながら思いました。

アキギリ Salvia (Sage)

和名を聞くとピンと来ませんが、葉っぱをちぎって嗅ぐと分かる人は分かりますね。私は、このシソ科は茎が四角いと学びました。そこも、もし良かったら触ってみてその「丈夫さ」を感じてみてください。

ミゾソバ Polygonum thunbergii

この可愛らしい透き通った花の様子もそうですが、別和名「ウシノヒタイ」も気になりましたので調べたところ、この写真では分かりにくいですが、葉が互生し形が牛の額にも見えることから、そう(牛の額)呼ばれることもあるとのことです。

クルマバハグマ Pertya rigidula (Miq.) Makino

葉は車状に輪生し8枚ほどの葉が茎につき、花は円錐花序に十数個の花をつけます。この蕾の模様までも楽しませてくれるユニークな花ですね。
よろしければ、学名(上記英名)の貴重なサイトも見つけましたのでご覧ください。



しおさい林道を歩けばよくあることで、下ばかり見ていると頭や顔は蜘蛛の巣に引っかかり(個人的にはそれを「ゴールする」と言いますが笑)、このように花からコンニチハ!してくれることもありますよ。

ヤマハギ Lespedeza bicolor
ツリバナの花の後 after blooming of Euonymus oxyphyllus



最後の写真は実で結びたいと思います。

秋色の印象は、実もそうですが、紅(赤)が多いですね。

左は足元から、ツルアリドオシは落ち葉に映えて見つけやすいですし、
真ん中のクサギは、目に楽しく?毒々しい配色です。
ちなみに、この実の季語は「晩秋」で『常山の実こぼれ初めけり夜の雨』と美しい歌があることを知りました。(季語と歳時記より)
そして終わりに、この垂れ下がる実。コマユミ(錦木)は、紅葉が見事で、モミジ・スズランノキと共に世界三大紅葉樹に数えられるのだそうです。


もうすぐ日本の紅葉が各地で楽しめますね。
今回の台風も心配ですが、大事にならず無事に通り過ぎましたら是非、身近な紅葉を楽しんでみてくださいね。

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